お店を経営しているといつかは起こること、それが店舗や看板の経年劣化です。
建築物である店舗の耐久年数は長いって思いますが、看板ってどれくらいの耐久年数でしょうか？
看板を新しくする時は大体、看板が破損していたり、業務内容が変わったなどがほとんどです。
ご依頼を頂き、打ち合わせをしているとよくご質問頂くのが「看板ってどれくらい保つんですか？」と言うご質問。
看板の耐久年数知ってる方って看板会社か工務店しか知りませんよね・・。
平均は約４年ほどの耐久年数
ここで前提を言っておきます、看板の種類によって耐久年数は違うことはご理解ください。
タイトルでも書きました「平均は４年」と言うのは立て看板や壁面看板などの「複合版＋インクジェットシート」の看板の場合です。
寿命が来るのはインクジェットシートの方です。
設置位置の環境にもよりますが、色褪せや破れが発生し白くなってくるのが４年当たりかな？
と個人的に思っています。
夏の西日を早朝からずっと当たる場所の場合はもう少し早くなります。
色褪せの原因は主に紫外線だからです。逆にずっと影になっている所は色褪せが遅いのです。
ヒビ割れや破れに関しては、看板の作り方も関係してきます。
タテやヨコに亀裂が入るのは、下の複合版のつなぎ目だったりします。つなぎ目に沿って破れが発生することもあります。
交換や作り直しっていつが目安？
作り直しっていつすればいいですか？この質問も意外と頂きます。
基本的に目安ってモノはありませんが、個人的には「見すぼらしくなったら」と思っています。
業種にもよりますが、飲食店や医療機関で看板がボロボロ、色褪せて真っ白って見る側もあまり良い気分ではありません。
心理学でも言われていますが、人は不快に感じるモノを無意識に見ないようにするそうです。
建っているのに見てもらえないって看板が可愛そうです。
彼らも見られてなんぼ！なので。
あとは台風や地震などで破損した時など・・・・
目安は人ぞれぞれなのです。
最近お客様が減ったなぁ・・・なんて思ったら、身の回りをサ〜っと見渡して見るといいかもしれません。
意外なことが判明するかもしれません。
